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『NIGHT HEAD』(ナイトヘッド)は、1992年10月8日から1993年3月18日までフジテレビ系で全21話が深夜に放送されたSF特撮テレビドラマ。超能力をもつ兄弟の過酷な運命を描き、カルト的な人気を得た。後に映画、小説、漫画、テレビゲームも製作される。 2006年6月、当作をベースとしたアニメーション、『NIGHT HEAD GENESIS』がパソコンテレビGyaO(アニメ)で第一話が放送。 == 概要 == 原案となっているのは、『世にも奇妙な物語』で飯田譲治脚本&演出で放送された「常識酒場」「トラブル・カフェ」である。このときの兄弟を演じているのは、霧原直人に今井雅之、霧原直也に東根作寿英である。「常識酒場」のストーリーは、そのまま第1話に流用された。後に今井雅之は、テレビ番組の好評を受けて製作されたスペシャル番組「NIGHT HEAD THE OTHER SIDE」(後述)で主演の刑事を演じている。 山奥のある研究所に隔離されていた霧原兄弟がそこを飛び出すところから物語は始まる。ストーリーは霧原兄弟を中心に動いていき、二人に対して過酷な運命が次々と襲いかかってくることとなる。最初から最後まで見ると納得できる骨太な構成となっており、超能力用語も多用されている。また番組冒頭の映像ではロンゴロンゴが映し出されるなど、超古代文明や精神世界などの要素などもストーリーに組み込まれている。 超能力ものというのは当時使い古されていた手法で、決してヒットしないだろうと製作者側で言われていたのだが、ワンシーズン終了後、深夜番組にもかかわらず圧倒的な人気を得た。それまでの超能力ものは、超能力を持つことが本人にとって益となるような肯定的な描かれ方をしたものが多かったが、本作は(当初は)超能力を持つことで人が苦しみ、悲しみ、不幸になるような、否定的な描かれ方をしたところが斬新であり、その逆説的なリアリティが過去作と一線を画したといわれる。主演には豊川、武田の美男子二人を起用し、どこまでもシリアスに悲劇的に演じさせ多くの視聴者の共感を得た。女性層からの支持が得られたことも人気の要因であったとされる。視聴率も良く、その後、映画化やメディアミックス展開されるという社会現象を巻き起こした〔。 小説では、原作者の飯田によって続編が書かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「NIGHT HEAD」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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